日帰り手術
皮膚のできものは、皮膚科専門医による診断から治療
日帰り手術について
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当院では、皮膚にできた腫瘍(できもの)や巻き爪・陥入爪に対する日帰り手術を積極的に行なっています
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手術部位は頭、顔、体、手、足、爪まで幅広く対応可能です
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手術の対象は、母斑(ほくろ)、大きな老人性疣贅(イボ)、粉瘤、脂肪腫などの皮膚良性腫瘍から、一部の皮膚悪性腫瘍(皮膚がん)、そして巻き爪・陥入爪の手術まで様々です
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手術は全て局所麻酔(部分麻酔)で行います
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切除した腫瘍は、病理検査に提出して確定診断をつけます
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手術は保険適応となります
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入院や複雑な手術が必要な場合、大学病院や連携病院への紹介を提案させていただきます
はじめて手術を受けられる患者様へ
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手術は完全予約制となります
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安全性の面からも受診当日での手術は行っておりません
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出血傾向・感染症の有無を確認するため、手術前採血にご協力ください
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内服中の薬がある場合は、お薬手帳の持参をお願いします
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顔の診察を受ける場合、メイク等は落とした状態での受診をお願いします
以下に当てはまる方は、事前にお伝えください
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基礎疾患(糖尿病、高血圧、透析治療中、抗がん剤治療中、など)がある方
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お薬アレルギーがある方
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血をサラサラにするお薬を飲んでいる方
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以前での局所麻酔の手術で気分が悪くなった事のある方
手術の流れ
Step1.
説明
診察した上で、臨床診断および治療法について説明します
手術説明に納得していただけましたら、手術日の予約をお取りします
Step2.
手術※完全予約
手術時間は、10~20分程度のものがほとんどです
手術終了後、手術部位はガーゼ保護した状態でのご帰宅となります
翌日まで、ガーゼは取り外さないようにしていただきます
Step3.
手術後
手術後1週間程度で、抜糸を行います
病理組織検査結果をお伝えして終診となります
+α
アフターフォロー
傷の状態によっては、その後も通院をお願いする場合があります
手術後の注意事項
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手術後は翌日まで、シャワー浴および入浴はお控えください
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術後翌日からシャワー浴が可能となります(傷は濡れても問題ありません)
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術後の入浴可能な時期に関しては、医師もしくはスタッフにご確認ください
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手術部位の消毒(アルコールなどを使用)は不要です
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水道水や泡石鹸で傷の洗浄し、処方された外用薬を塗ってガーゼで保護してください
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傷への絆創膏の使用はおやめください
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ご自宅での処置が心配な方は、来院していただけたら医師が処置します
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手術後の激しい運動は控えましょう(筋トレなど、傷への負荷がかかる運動)
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抜糸は術後1週間を目処に行いますが、傷の状態や手術部位によっては2回に分けて抜糸をする場合があります
手術後の傷について
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手術後の傷は、はじめは気になるかもしれませんが、徐々に周囲の皮膚に馴染んでいきます
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傷が気になる方は、抜糸後も数回の通院をお勧めします
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皮膚がんの診断がついた場合は、再発確認のため術後も定期通院が必要となります